2018年1月24日から1月31日まで、中国の香港と広州を訪れていました。この中国旅行記では、そんな旅を通して、肌で感じたことや考えたことシリーズに分けて書いています。

これまで8回に渡り、中国旅行記を書いてきましたが、今回が旅行記の最終回です。

中国へ行く目的が辛亥革命の精神を学ぶことだったので、孫文や辛亥革命に関する内容が多かったと思います。

さらに中国での体験が自分の想いに油を注ぎました。中国の広州でお世話になった方から、別れ際にこんなことを言われました。

「日本へ帰ったら孫文が志したことをみんなに伝えてくれ。」

この言葉を受け取り、帰国してから自分なりに考えていました。「孫文が目指したものは何だったのだろうか?」と。

孫文は、1923年に日本の逓信大臣であった犬養毅に向けて、このような手紙を書いています。

日本の明治維新は支那の革命の原因、支那の革命は日本の維新の結果であって、本来は両者が一連のものとして、東アジアの復興を成し遂げるのです。

『犬養毅に列強の影響を脱し中国革命の成功を助けるよう求める書簡』

そして、これは孫文の遺言です。

革命尚未成功、同志仍須努力
革命未だ成らず、同志なお須らく努力すべし

孫文が目指したものとは、日本が目指したものではないでしょうか。日本は中国の鏡であり、日本は中国の鏡であり、お互いに不可分です。日本と中国は、お互いに切磋琢磨しながら世界のために貢献するべき存在です。

この想いを単純な綺麗事で終わらせるつもりは毛頭ありません。現在の困難は、未来から見れば乗り越えられるべき通過点にすぎません。

私たちは革命の最中にいます。革命は色褪せた過去の物語ではありません。

革命とは、価値が180度ひっくり返ることです。弱き者、無視されていた者、バカにされていた者、こういう人々が革命後の主役になるのです。

それでは革命を再始動しようじゃありませんか。

否。もしかすると革命は既に小さなところで進んでいるかもしれません。

つづく。